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群馬県太田市のK自動車様より、革巻きステアリングのリペアをご依頼いただきました。
今回は車両本体ではなく、ステアリング単体でのお預かり施工です。
ご相談内容は、ステアリング外周に出ていた擦れ、色褪せ、黒ずみ、表皮の使用感を整える内装リペアです。
ステアリングは運転中に常に手が触れる部品のため、車内パーツの中でも特に劣化が目立ちやすい箇所です。
施工前
施工前のステアリングは、グレー系の革巻き部分に使用による黒ずみや色抜けが見られる状態でした。
特に上部から左右の握り部分にかけて、手の油分や摩擦による汚れが入り込み、革表面の質感が荒れている様子が確認できます。
ステッチ周辺にも黒ずみが出ており、外周全体に使用感が強く出ていました。大きく破れている状態ではありませんが、革表面の摩耗と色褪せによって、ステアリング全体の印象がくすんで見える状態です。
このような症状は、表面を拭くだけでは改善しにくく、汚れと摩耗、色抜けが重なっている場合は、下地から整えたうえで色味を合わせる必要があります。
施工中
施工では、まずステアリングの表皮状態を確認し、擦れや黒ずみが出ている部分を中心に下地を整えていきます。
革巻きステアリングの場合、強く処理しすぎると本来のシボ感が失われてしまうため、補修範囲と質感のバランスを見ながら進めることが重要です。
今回はグレー系のステアリングのため、明るすぎても暗すぎても周囲との違和感が出てしまいます。そのため、既存の色味に合わせながら補修塗装を行い、自然なグレー系の質感へ整えています。
また、外周の握り部分は手に触れる頻度が高いため、見た目だけでなく、補修後の質感にも配慮しながら仕上げています。
施工後
施工後は、施工前に目立っていた黒ずみや色褪せが軽減され、ステアリング全体が自然なグレー系の色味に整いました。握り部分の擦れ感も抑えられ、使用感が強く出ていた印象から、清潔感のある状態へ改善されています。
新品交換ではなく、既存のステアリングを活かして見た目を整えているため、内装全体の雰囲気を大きく変えずに自然な仕上がりとなっています。
ステアリングは運転席まわりで最も目に入りやすく、手にも触れる部品です。そのため、補修によって車内の印象だけでなく、運転時の気持ちよさにもつながる施工です。
■同症状でお困りの方へ
革巻きステアリングの擦れや黒ずみは、年式や走行距離に関係なく発生しやすい症状です。特に手が触れる上部や左右のグリップ部分は、摩擦や皮脂、紫外線などの影響を受けやすく、徐々に色褪せや質感の荒れが目立ってきます。
市販クリーナーや艶出し剤で一時的に見た目が変わることはありますが、革表面の摩耗や色抜けが進んでいる場合は、根本的な改善にはつながりにくいことがあります。
状態によっては、ステアリング交換を行わずにリペアで印象を整えられるケースもあります。擦れ、色褪せ、黒ずみ、握り部分の使用感でお困りの方は、部品単体でのご相談も可能です。