カテゴリ一覧
- 施工内容
- 天井張替ライナーのみお預かり(剥がれ・めくれ・垂れ・FRP補修)
- 車種
- フォルクスワーゲンゴルフ2
群馬県玉村町のカーショップ様より、フォルクスワーゲン ゴルフ2 の天井ライナー張替えをご依頼いただきました。
今回は車両本体ではなく、取り外されたライナー単体でのお預かり施工となります。
ゴルフ2のようなネオクラシック車では、経年による天井生地の垂れだけでなく、ライナー本体そのものが劣化し、割れや欠けが発生しているケースも少なくありません。
単純な張替えだけではなく、ライナー本体の補修を伴う再生施工となりました。
施工前
お預かりしたライナーは、表面の生地がすでに取り外された状態でしたが、全面に劣化したウレタンと古い接着剤が残っていました。
長年の経年劣化によってウレタンが粉状になり、表面全体に固着している状態です。
また、ライナー端部には割れや欠けが確認でき、一部は形状が崩れている箇所も見られました。”年代物”のライナーは素材自体が脆くなっていることも多く、取り外し時や経年によって破損が進行してしまうケースがあります。
この状態で単純に新しい生地を貼り込んでも、下地が安定していないため、再発や仕上がり不良につながる可能性があります。
施工中
施工ではまず、ライナー全面に残った劣化ウレタンと接着剤を除去し、下地を整えていきます。ウレタンが残った状態では新しい生地が安定して接着しないため、この工程は非常に重要です。
その後、割れや欠けが発生している部分を確認しながらFRP補修を行っています。ライナー端部は特に負荷がかかりやすく、強度を確保しながら形状を整えていく必要があります。
補修後は表面全体を研磨し、凹凸や補修跡を均一化していきます。写真でも確認できるように、下地を全体的に成形し直し、新しい生地を貼るための土台を作っている状態です。
仕上げは、新規生地を全面へ張り込み、曲面や開口部に合わせながら全体を均一に仕上げていきます。
施工後
施工後は、施工前に見られていたライナーの破損部や下地の劣化が整えられ、全体に均一な張りのある状態に仕上がりました。
特にFRP補修を行った端部は、形状を維持しながら自然な状態まで復元されており、全体として違和感の少ない仕上がりになっています。
また、新しい生地によって表面の質感も回復し、旧車らしい内装の雰囲気を損なわない状態に整いました。
■同症状でお困りの方へ
ゴルフ2をはじめとした旧車では、天井生地の垂れだけでなく、ライナー本体の割れや欠けが同時に発生しているケースがあります。特に長期間保管されていた車両では、内部素材の劣化が進行していることも珍しくありません。
こうした症状は、単純な張替えだけでは改善できない場合があり、ライナー本体の補修や成形が必要になるケースもあります。
今回のようにライナー単体での発送・持ち込み施工にも対応しておりますので、「交換しかないと思っていた」という状態でも、補修可能なケースがあります。旧車の天井垂れやライナー破損でお困りの方は、一度ご相談いただければと思います。