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群馬県藤岡市のS様より、シボレー カプリスの天井内張り張替および断熱材施工のご依頼をいただきました。
アメ車・旧車世代の車両では避けられない経年劣化により、天井内部のウレタンが加水分解を起こし、その結果として 天井生地の剥がれ・垂れ下がり・浮き が広範囲に発生している状態でした。
「走行中も頭上が気になる」
「内装全体が一気に古く見えてしまう」
というお悩みから、基本的に部分補修はできないため全面張替施工をご提案し、あわせて断熱性能の改善を目的とした断熱材施工を行っています。
施工前
施工前の天井は、生地が広範囲にわたって剥がれ落ち、垂れ下がった状態となっていました。
内部ではウレタンが加水分解を起こして粉状に崩壊し、接着力が完全に失われたことで波打ちや浮きも発生しています。劣化は天井裏が見えるほど進行しており、見た目の問題にとどまらず、内部構造そのものが限界を迎えている状態でした。
この状態では、生地の劣化や伸縮から現在の生地を利用して貼り直すことは不可能で簡易補修や部分接着はできないため
新しい生地を使用して張り直すため天井ライナーを脱着して車外に取り出し、下地修復からリセットする施工が必要な状態でした。
施工中
■施工の流れ■
① 天井ライナー脱着・旧生地/ウレタンの完全除去
まずは天井ライナーを車両から慎重に取り外し、劣化した天井生地と崩壊したウレタン層をすべて除去します。
ウレタンの粉や接着剤の残りが少しでも残っていると、新しい生地を貼っても再び剥がれや浮きが発生するため、下地ボードが完全に露出するまで徹底的に清掃を行います。
② 下地処理・ボードコンディション調整
露出した天井ボードの状態を確認しながら、
・残留ウレタンの除去
・接着不良部の処理
・面の荒れや歪みの調整
を実施。
フルサイズワゴンであるカプリスは、天井面積が広く、わずかな下地不良でも仕上がりに影響が出やすいため、面ごとの状態を見極めながら下地を整える工程を特に重視しています。
③ 断熱材(アルミ系断熱シート)の新規施工
ボディ天井面に補強形状までもカバーしてアルミ系断熱シートを新規施工。
車は新旧問わず、防振処理はありますが、ほぼ天井部の断熱対策がないケースが多く
・夏場の天井からの熱気(温暖化による尋常でない高温になってきています)
・冬場の冷え込み
・車内温度のムラ
といった問題が起きやすい傾向があります。
天井張替はルーフライナーを脱着するため同時施工が絶好の機会と言えます。
同時に断熱施工を行うことで、見た目の改善と快適性向上を同時に実現できる合理的な施工です。
④ 天井生地の全面張替施工
新しい天井生地を使用し、シワ・たるみ・浮きが出ないよう張力と位置を細かく調整しながら全面張替を実施。
天井中央部から周辺の立ち上がりまで、面一に張り込むため素材は柔らかいものですが面一施工により
防音効果と個人差はありますがわずかながら剛性UPにも一役買っていると感じられます。
⑤ 再組み付け・最終確認
張替完了後、天井ライナーを車両へ再組み付け。
・垂れ・浮きの有無
・光の当たり方による見え方
・生地の張りと面の自然さ
を最終確認し、問題がないことを確認して完成です。
施工後
■施工後の仕上がり
施工前に見られた天井の垂れ下がりや浮き、経年劣化による古さの印象はすべて解消されました。
天井全面がすっきりと整い、カプリスらしい広く落ち着いた室内空間がしっかりとよみがえっています。
施工後は、天井全体にムラのない自然な張りが生まれ、視線を上げたときの違和感も感じられない仕上がりとなりました。
あわせて断熱材を追加したことで、外気の影響を受けにくくなり、車内の快適性も向上します。
旧車らしい落ち着いた雰囲気を損なうことなく、見た目と機能性の両立を図り、再発を前提としない施工内容としてまとめています。
S様からも「車内の印象が非常に良くなった」「これで安心して乗れる」とご満足のお声をいただきました。
■シボレー カプリスの天井トラブルでお悩みの方へ
天井の剥がれや垂れは、見た目だけの問題ではなく、内部ウレタン劣化が進行しているサインです。
当店では、
・とにかく綺麗にしたい
・再発しない施工を求めている
・旧車・アメ車の雰囲気を大切にしたい
といったオーナー様の想いに対し、車両状態に合わせた最適な施工をご提案しています。
群馬県藤岡市周辺でシボレー カプリスの天井張替・内装リフレッシュをご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。